2024.05.02
建材小話①
建材小話~ビルトイン食洗器編~
こんにちは!
現場監督兼設計のおれんじくんです🍊
皆さんお楽しみ、連休の時期になりましたがいかがお過ごしでしょうか?
僕はテニスをやる以外の予定がありません(^^ゞ
…はい。新シリーズです(‘ω’)
メンテンナスシリーズと違い続編を何も考えていない見切り発車です!
最近(個人的に)話題の食洗器についてちょっとした小話をしようと思います(..)
スライドオープンとフロントオープン
食洗器には現在主流のスライドオープンとミーレで話題のフロントオープンがあります。
※スライドオープン(引き出し式)は引出しを開けるように上から食器を入れていくタイプ
※フロントオープン(前開き式)は扉を開けて前から食器を入れるタイプ
食洗器は実は60年くらい前からあるらしいのですが、普及され始めたのはここ30年くらいとのこと…
その30年ほど前のビルトイン食洗器は今話題のフロントオープン仕様だったそうです。
てっきりフロントオープンは最近出てきたものだと思っていたので意外でした…
ではフロントオープンが主流になっていないのは何故か?
フロントオープンは出し入れするときにかがまないといけないこと、扉を開けたときに床が濡れることがネックだったようです。
これが1990年ころから2000年ころのお話し
その懸念事項を解消するためにトップオープン食洗器という物が出てきました。
上から入れるという点ではスライドオープンと同じなのですが、トップオープンはワークトップに蓋がついていてそこから食器を入れる物だったそうです。
実物を見たことすらないので伝聞での話ですが、ワークトップを開け閉めする関係上これはこれで使い勝手が悪かったそうです。
今では修理部品すら製造していない所もあるようで、商品としては存在しないと思われます。
これが2000年から2005年ころのお話し
これまでの懸念事項を解消するために出てきたスライドオープン
食洗器が引出しのようになっており、かがむ必要もなく、床を濡らすこともなく、他部分の作業性も損なわない仕様となりました。
登場後日本ではこちらが主流となり2005年ころの登場からいまだに現役であることから、食洗器の一つの完成形ではないでしょうか。
そんな中ミーレの登場でフロントオープンが再登場
日本で長年食洗器を作ってきたパナソニックからもフロントオープンが登場し、今後縦型洗濯機とドラム式洗濯機のように二極化していくのでしょうか?
そんな最近聞いた個人的に面白いなと思った食洗器のお話しでした。
フロントオープン、スライドオープンそれぞれの強みがあり、それは直接お話しできればと思うので、是非セナリノベの津田沼ショールームまでお越しください(^^♪
また次回お会いしましょう($・・)/~~~
※年代等は僕がさらっと調べただけなので間違いがあってもご容赦ください…
この記事を書いた人おれんじくん
現場監督兼設計の大谷選手のような一流の二刀流になりたいアラサーです
週7でテニスをしたくて堪らないテニス狂いで名前の由来は愛用のラケットの色から🎾