2024.03.27

2024.03.31

建築雑談

建築雑談

耐震基準の地域差を見直しへ

こんにちは☀️

 

とらおです🐯🐯

 

 

 

本日は少し雑談を。。。

 

 

 

 

 

過去のブログで

「耐震基準」について

触れさせていただきましたが

 

 

 

年始にあった能登半島地震や

直近の熊本地震などを鑑みて

国土交通省が建築の制度関係の

見直しを検討しているというニュースを拝見しました👀

 

 

 

 

この、見直しを検討しているのが

「地震地域係数」

というものです💡

 

 

 

 

 

これは先日ブログで触れた

「耐震基準」に大きく関係してくるものでして。。。

 

 

 

 

すごく簡略化してお伝えしますと

耐震基準とされる構造計算の計算式の中に、この

「地震地域係数」というものを

使って計算するところがあります

 

 

 

この係数というのは、

日本の各地域毎において地震が起きた際のリスクを数字で表しており

たとえば人口の多い首都圏で

大地震が起きたら大災害になる、という観点から係数は1,0

 

沖縄ではその係数が0,7

(緩和している、ということ)

 

 

のように、係数が異なっていて、

これを計算式に入れると、

首都圏の耐震計算の方が

厳しい数値になる、というものです💡

ちなみに係数は0,7〜1.0までで、

沖縄は首都圏の耐震基準を100%に換算すると70%の割合

に低減している、ということ👆

 

 

 

 

私も学生時代にこの事を学んだ際は

何を基準に

地域を数字分けしてるのかなー

と漠然と疑問に思ったものですが、

そんなものなのかな?

程度に考えていました

 

 

 

 

 

しかし昨今は地域に関係なく大地震が起き、

その度に建物が倒壊する情報をたくさん知りますよね

 

 

 

 

ようやく国としても

 

 

この係数の差を無くした方が、

もしくは見直した方が

いいんじゃないか?

 

と議論を始めた

 

 

というニュースなんですよね🤔

 

 

 

 

 

これからこの議論はどうなっていくのか?

既存建築物に対してはどのような処置がなされるのか?

 

 

 

 

 

 

とても注目しています👀

 

 

 

 

 

この数値、建築業界においては

1980年に決まっているようなので

およそ40年以上を経て改変の動き。。

 

 

 

とても大きなニュースだと感じています

 

 

 

皆さんはどう感じましたか?

 

 

 

 

これだけ革新化した現代にも

まだまだ改善していかなければいけないこと

この件に限らず

たくさんあるんじゃないかと思います

 

 

 

 

 

 

本日は以上です🐯🐯🐯

 

 

 

 

 

 

SHARE!

とらお writter

この記事を書いた人とらお

現場監督歴10年で注文住宅約300件、マンションリノベ約50件担当させていただき様々なお客様のご要望を直接体感してきました!
お客様に教わることばかりですが、少しでもお客様のご要望にお応えできれば幸いです!

RANKING!!