2023.05.11
2023.07.29
とらおの「現場レポート③」
現場レポート③ マンション床の仕組み
こんにちは^^
現場監督の「とらお」と申します🐯
私の当番ブログでは主に、
・住まいをつくること🏢
・現場で感じる発見💡
・リノベをする上で是非見ていただきたいポイント👆
・職人さんたちの思い🔨🔨
などなど…
住まいをご検討されている方へ少しでもお役に立つ
情報を発信できたらと思います❕❕
第②回は「マンション高さ」に関する内容について書かせていただきました❕
第③回は……
「マンションの床」をピックアップしてお伝えしていきます^^
床の下はどうなっているの?🤔
上の階の足音が気になる。。。。😮
水道管はどこを通ってるのだろう。。。😱
などなど❕❕
上記のような疑問には床の仕組みや構造が少し関係してきます^^
マンション選び(特にリノベーション計画)をされている方の参考になれば幸いです❕❕
どうぞおつきあいください😀
床の施工方法2種類
マンションの床の作り方は
大きく2つの工法に分類されます👆
①直張り工法
👈直張りフローリング施工途中の様子
直張り工法は、簡単にお伝えすると…
マンションの構造体であるコンクリート床に
直接フローリングが張ってある状態です💡
特徴としては
コンクリートに直接張れるフローリングは
材の裏にクッション材が貼りついているので、、、、
👇 👇 👇
☆歩くとクッションの感覚があり、若干ふわふわしています❕
このクッションがあることによって
歩いても足の裏が痛くなかったり
足音を吸収してくれる効果があります❕❕
②二重床工法
👈二重床工法の施工途中の様子
二重床工法は、簡単に説明すると…
マンションの構造体であるコンクリート床の上に
更にもう一層、床を作っている状態です💡
もう一層つくることによって、
☆給排水管などの各種配管を通すことができるのが大きな目的ですね😀
二重床を支える無数の支持脚には
ゴムクッションがついており、、、
この支持脚によって足音を吸収する効果があります❕❕
これにより、直張りフローリングのようなクッションのついてない
フローリングも施工が可能になるため…
直張りフローリングの独特な「ふわふわした感覚」が気になる方にはおススメです❕❕
ただし、、、
フローリング自体はふわふわしませんが
二重床全体でクッションの役割を果たすことによる
若干の浮き沈みがあります❕❕
総じて、、、、
足音対策は必要になってきます🤔
床の仕上がりにはフローリング以外にも
カーペットやクッションフロア、フロアタイルなどもありますよね😀
この種類の違いにも様々な特徴だったり
足音対策の度合いの制約があったりしますので…
ご興味のある方はぜひ調べてみてください^^
少し話はそれましたが
冒頭に挙げた3つの項目に関して
簡単にご説明を加えたいと思います❕
Q1 床の下はどうなっているの?🤔
👇
直接フローリングが張ってある場合は下がコンクリートであり
踏んだ感じがふわふわしてない場合は二重床になっている可能性があります😀
Q2 上の階の足音が気になる。。。。😮
👇
マンションによって足音対策は異なりますが
マンションそれぞれの基準に則って対策が施されている場合がほとんどです❕
今回ご紹介した直張り工法の場合は、
クッション材はついてますが足音がコンクリート床に
直接伝わるような音になり…
二重床工法の場合は、
二重床の層の中で足音が反響するような音になります🤔
Q3 水道管はどこを通っているのだろう。。。😱
👇
直張り工法であっても、水廻り部分に関しては
二重床になっていることがほとんどです❕❕
二重床の中に、水道管が通っています💡
足音をたててみると分かるのですが、足音が反響するような場所が
二重床だと見分けることができます😀
マンションによっては水廻りだけ段差になっていたりすると
二重床の可能性が高いですね💡
☆補足ですが…
築年数の比較的新しいマンションは
排水管→二重床の中を通る
給水給湯管→天井を通る
こんな施工のマンションもあるんですよ💡✨
いかがだったでしょうか❓
マンションによっては床の作り方が規約で決まっていたり
素材を変更するために必要な手続きが定められていたりしますので…
こだわりやご希望がある場合は事前にご確認・ご検討されることをおススメします❕❕❕
ご質問やご相談などございましたら
是非セナリノべにご相談いただけますと幸いです😁✨
今回の現場からは以上ですー🐯🐯🐯
この記事を書いた人とらお
現場監督歴10年で注文住宅約300件、マンションリノベ約50件担当させていただき様々なお客様のご要望を直接体感してきました!
お客様に教わることばかりですが、少しでもお客様のご要望にお応えできれば幸いです!